通信講座のみで狙える介護の資格

介護に関連する資格は、たくさんあります。仕事や家庭を両立するために通信講座で資格取得を狙っている人もたくさんいます。ですが、介護初任者研修や介護福祉士などの資格は、実習や実務経験が必要になるため、完全に通信講座だけで資格取得することが困難な場合があります。仕事や小さな子供がいる人などは、せっかく勉強しても実習がネックになり、資格が取得できないというケースもあります。ですが、介護事務、認知症介助士、終活アドバイザーなどの資格は、介護の仕事に役立つ資格でもあり、実習や実務経験も必要ではないため、通信講座のみで資格取得を狙うことが可能です。

介護施設では、実際の介護だけでなく、経理も必要ですし、行政などに提出する書類作成などの業務もあります。ほとんどの施設では事務職が常駐しており、介護事務の資格を取得することで介護職員も事務知識をみにつけることができます。制度にも詳しくなることができるため、違った角度から介護をすることができるようになります。認知症介助士は、認知症患者のより良い人生をサポートするための資格です。認知症は介護士の対応の仕方次第でかなり症状が改善します。専門的な知識をもつ有資格者は介護施設で重宝されます。終活アドバイザーは、人生の終わりをどのようにするのか自分で決めるためのサポートをします。介護の世界では、高齢者の自己決定が尊重されており、終活について詳しい人がいることは、とても心強いことです。